思春期からの自己主張
服装と、性格、一致しているようで、していないこともある。
気が付いていない心理の部分です。
中学生、いわゆる思春期の時期、急に服装が変わったりすると、
ちょっと心配になったりします。
今までは、親の趣味の通りでいたはずなのに、「え?そんな感じ?」
と驚かされたり。
どのような心境の変化か、まあまあ察しはつきますよね。
それは、自我ですから。
思春期の子が、わりと黒を着たがることは、前にも結構お話していますが、
これは、自己主張であり、またバリアを持つ拒否の部分であり、無言を表す部分でもあります。
特に、今まで世話をやかれてきた、親に向けられてくることが多いです。
もう、そんなに気にしないでくれ、といったところですが、
親としては心配ですよね。
でも、この時期を、素直に受け止めると、案外反抗期は早めに過ぎ去っていくかもしれません。
服装が、急に派手になったり、目立ったりしてくると、心配ではありますが。
内面から湧き出てくるものに、むりやり蓋はできません。
受けて立たなければ!
内面と外見を整える
目立つ格好をしていて、尚且つカリスマ??
みたいなポジションだと、もう、服装=その人の性質
のように見えてきますが、
目立つ服装をする人なのに、集団の中では、目立たず、おとなしいタイプもいますよね。
周りにすごく合わせていて、人の後ろにいるのに格好だけイケイケ?
これも、ある意味こころの声ですね。
前に出たい、という顕在的な欲求があるのは確かです。
若い場合には、流行となるものへの憧憬がありますから、
それを、身に着けているだけで、イケてる安心感??みたいなものが出てきます。
この感覚って、体験したことありませんか?
私も、多々あります。この感覚は。
更に、自分らしさ、というものを出すにあたり、色のチョイス。
という流れになっていきます。
まずは、イケてる人たちの集団に身を置いてみたい。
そして、更に、そこで抜きんでる存在になってみたい。
これ、思春期の話だけではなさそうですね。
大人になると、服装の、TPOを気にしたり、周りとの兼ね合いばかり気にしてしまうようになりますが、
服装には、その心理が出てきます。
もし、行動、言動などのイメージと、服装がかけ離れていたら、
よく自分自身を見つめなおしてみるいいチャンスになりますね。
いずれ、服装とは、その人の現れ。
最初に視覚に入ってくるものです。
そこに、気持ちが入るのはとてもいいこと、
自分を、パワーアップさせるのにとてもいいことなのです。
そのあたりを、しっかり整えると、より一層自信がつき、人間関係まで上手くいくようになります。
自分は、どのように見せているか。
自分は、どのように見られているのか。
自分はどのように見られたいのか。
その人自身の持っているものが、生き方が、ドンドンにじみ出てきますから。
内面と、外見の自己一致は、その人の持っているものを、より輝かせます。
自分だけの光を放てるようになったら最高ですね!
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