やっぱりすごい!バラの花の効能

 

薔薇の花。

薔薇は、花の中でも特別な存在。

女性なラバラの花束を頂いたら、それはそれは嬉しくなっちゃいますね。

是非最後まで読んでみてくださいね。

女性に生まれたなら、バラの花とともにいきていくべき!!

と思ってしまいます。

 

バラを愛した女性たち

 

遡れば、紀元前からこの世にその美しい存在を現わしていたバラの花。

様々な歴史があるように思います。

紀元前6世紀頃、ギリシャやローマでは、バラが栽培され、

プラトンやアリストテレスなどの著作にもバラが登場しているようです。

太古の昔から、現代まで変わることなく愛され続けるバラの花。

その一部に触れていきたいと思います。

クレオパトラのバラ愛

エジプト王朝最後の女王クレオパトラも、バラの花を愛し、香料を産業にした祖である女性です。

毎日バラのお風呂に入っていたバラ愛好家とも言われています。

けれど、実は、ただの贅沢ではなく、悲しいほどの思いでバラの力を活かしていたことは

あまり知られていないのかもしれません。

古代の地中海エリアでは、ガリカ種やダマスク種などの美しいバラが愛され、

ギリシャ人やローマ人が、積極的に生活の中に取り入れていました。

ギリシャ系エジプト人であったクレオパトラも、存分にバラと生活をしていました。

当時のエジプトは、巨大化するローマ勢に圧されていて、自治権を保つのが精いっぱいのところ。

クレオパトラは、何とか王朝を守る方法はないものか、

必死で考え、ローマとの外交にバラの力を使います。

ローマのカエサル将を迎え、バラづくしの宴でもてなします。

古代、バラの香料は貴重で、その価値は宝石と並ぶほど。

あたりを満たすバラの豊かな香りのもてなしに、どれだけの感動があったことでしょうか。

カエサル将とともに生きますが、彼の亡きあと、

またもや、その機会が巡ってきます。

アントニウス将をエジプトに招き、あたり一面をバラの花びらで埋め尽くす演出で、

彼を虜にします。

その後、彼が討たれた時に、クレオパトラの生涯も終わるのですが、

バラ好きな女王として語り継がれていきます。

女性性の魅惑として、捉えられていることも多いクレオパトラですが、

本当は、王朝を守るために必死の外交だったのですね。

これほど時を超えても、愛され続けるバラの花たち。

クレオパトラにも教えてあげたいですね。

エリザベス1世

バラの花は、大昔からも富裕層ものたしなみであったと思われます。

馴染みがあるところで言えば、中世ヨーロッパイギリスでは、ばら戦争というものがありました。

赤い薔薇を掲げるランカスター家と白バラを掲げるヨーク家。

この終結で、赤薔薇に白薔薇を取り込まれた紋章「テューダーローズ」が生まれます。

戦争とはいえ、なんともロマンティックです。

イングリッシュローズガーデンという言葉でなじみがあるくらい、

英国式庭園は、今でも大変人気があるものです。

ランドスケープデザインを重んじる自然感あふれる英国庭園に、バラの姿は欠かせないものです。

テューダー朝の最後を生きたのが、エリザベス1世。

国の統制をとり、歴史の教科書にもよく出てくる「東インド会社」を設立しました。

東インド会社では、本国へお茶の輸出をする仕事をしていましたが、

社員の一人が、中国の薔薇の木を送りました。

このバラは、お茶のような香りがあり、「ロサ・オドラータ」という名前が付けられ、

その後も、中国のバラがインドを経由し、ヨーロッパにで出まわりました。

そのバラは、ナポレオンの最初の妻であるジョセフィーヌ皇后の、マルメゾン城にも運び込まれたようです。

ナポレオン妃ジョセフィーヌ

フランス、マルメゾン城で多くのバラや植物とともに暮らしたのが、

ナポレオン妃、ジョセフィーヌです。

イギリスのキューガーデンに憧れ、その収集力は尋常ではなかったようです。

世界各地から様々な植物を運びこみ、バラだけでも250種もあったと言われています。

赤バラの、ガリカ、ダマスク、白バラのアルバ、日本産のハマナスなど、

オールドローズなど、また、戦争中であったのにも関わらず、

イギリスからのルートもしいっかり確保して、様々なバラを入れていたようです。

ここで、ダマスクローズの園芸品種が誕生し、世界で初めて人工交配による品種改良が行われ、

たくさんの新品種が育成されました。

園芸家へも援助し、その後のバラの歴史、四季咲きのバラの品種改良などに大きく貢献したようです。

まさに、バラの歴史を変えていった女性です。

バラの花には本当に長く、そしてたくさんの人が関わり、魅了されてきたのだと思います。

 

バラの香りの効能

 

この太古の昔から、このように女性に大変な人気があったバラの花。

女性の象徴のように、神話に、絵画に、文献に、登場してきました。

その秘密は、バラの香りにあるようです。

香りは五感の嗅覚を刺激します。良い香りに包まれるとなんともいい気分になりますよね。

昨今では、様々なメーカーが、ローズエキス、エッセンシャルオイルなど、

競うように、商品として展開しています。

1㏄のローズエキスを採るために2600本のバラが必要なことは、定説になっていますが、

この希少なローズエキスは、美容に、健康に、素晴らしい効果を発揮してくれます。

女性必見のその効能を見ていきましょう!

 

心への効能

まず、様々な体の不調の原因の一つに、ストレスがあると思われます。

心や体の病気の引き金になるだけでなく、老化も招きます。

バラの香りは、そんなストレスを軽減するのに大変役立ちます。

人はストレスが溜まってくると、疲労感、倦怠感、更にはうつ症状、悲観的感情を引き起こしてきます。

そのストレスホルモンに直接働きかけることが明確になってきたようです。

副腎皮質から分泌される「コルチゾール」はストレスを受けた時に、脳から刺激を受けて分泌が増えます。

バラの香りは、その分泌量を抑えられることがわかってきました。

このことからも、ストレスを感じやすい、人の情緒、感情の部分に緩和作用を与え、

抑うつ、心を明るい状態にし、神経の緊張を和らげてくれるようです。

ストレスを受けたり、不健康な生活を送っていると、

自律神経や、ホルモンバランスが乱れてしまうことがあります。

生理不順や、肌荒れ、不眠などの原因になってきます。

軽い症状のうちに、バラの力で、ホルモンバランスを整えるといいでしょう。

香りは。脳に、快感、不快感を、明確に届けます。

いい香りを感じると、脳が良いものが入ってきたことを感知して、

ポジティブな状態にしてくれます。

それだけでも、素晴らしい効能ですね。

美容・健康への効能

また、バラには、ビタミンCが豊富に含まれています。

ビタミンCが美容にいいことは周知の事実ですが、肌への効能はとても有効です。

まず、思い浮かぶのが、紫外線対策。

紫外線の刺激に負けないように、水分量のバランスを整えてくれる成分の合成を促します。

バリア機能や、回復能力も高めます。

また、シミやくすみの原因となるメラニン生成を抑えてくれます。

色素沈着は、女性の美肌の大敵ですね。

更に、バラは、ポリフェノールの含有量が多く、

ビタミンC同様、抗酸化作用があり、皮脂の酸化を抑え、ニキビ予防になります。

酸化を防ぐと、肌の糖化を抑えることにもなるので、タルミ、くすみの予防にもなるそうです。

体内に入った酸素の一部は、活性酸素となります。

程よい量ならば、外からの細菌を撃退してくれるのですが、

過剰に発生してしまうと、脳や細胞にダメージを与えて、劣化させてしまいます。

酸化は、老化の大きな原因の一つです。

まさに、バラの力は、美容、健康、トータルなアンチエイジングですね。

 

バラの花セラピー

最後になりましたが、バラそのもののセラピー効果です。

バラの香りの効能が最高であることの上に、

バラの姿や、色、趣、といった視覚から入ってくるもので、更に素晴らしい効能を発揮します。

バラそのものを愛でることですね。

花の中でも、バラは特別な存在。

華やかで、しなやかで、優しくもあり、元気にもなれる。

バラも花色によって印象が変わってきます。

ここでは、簡単に説明しますが、

★赤色    目立つ存在であり、行動力、発言力がある、まさに華のような存在の人。またはそのような願望があるときに背中を押してくれる花です。

★オレンジ色 明るい社交性があって温かみのある太陽のような人。温かい包容力に触れたい時、明るく元気になりたい時におススメです。

★黄色    自由で楽しくて無邪気な屈託のない人。ありのまま、自由な気分になりたい時、子供のような童心に返りたい時に。

★ピンク   いつも優しく女性らしい心使いができる人。優しく緊張感のない状態になりたい時、また、ホルモンバランス、身心のバランスを整え、優しい自分になりたい時に。

★白     高貴で、ノーブル。賢くてスッキリとした人。ストレスフリーになって、リセットしたい気分の時に。新しいことを始めたい時に。

このように心理に訴えかけてくるものは、その花によって違います。

その時々、心のままに。

惹かれる花を眺めることが一番いいのです。

自分の内面を見つめることによって、心は落ち着き、自分らしさを取り戻し、

より一層輝いて生きることを感じ始めます。

美しくなるための秘密がたくさんあります。

ぜひ、バラの効能、感じてみてくださいね。

最後までお読みいただいた方、本当にありがとうございます。

花と色で、心の花学。ぜひ楽しんでほしいです。

 

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