色でわかる子供の心理 事例から読み解く5つのこと

色でわかる子供の心理

色に表出する心理学。

今回は、一つの事例を挙げて解説していきます。

子育ての毎日、いろいろなことが起こってきますよね。

成長過程、年齢に応じて、様々なこと、予期せぬことが多々ありますね。

特に幼稚園や保育園の頃は、言葉でうまく説明できなかったりする。

そして思春期になれば喋らないし、何を考えているかわからなくなる。

最近、どうして不機嫌なのか?

また、家ではおとなしいのに、外で何かをしでかすとか。

でも、カラーを知っているだけで、案外簡単に分析できたりする。

今どんな傾向??

今の状況からどんな心境の変化が起こるか??

物事の捉え方の傾向、そして、イレギュラーな心の動きを

しっかり捉えることができるようになります。

色の力を借りて、少しでも、その心の動きに寄り添えるようになったらいいですね。

今日は、幼稚園児の黄色の話。どの世代にも当てはまることです。

最後までお読みいただけると、その効能がよくわかります。

 

1.子供の絵に映る心

こんな事例があります。

父の日を前に、園児たちがお父さんの絵を描いていました。

一人の男の子が、お父さんの髪の毛を黄色に塗っていたんですね。

先生はびっくりして、

「〇〇クンのお父さんは、髪の毛こんな色じゃないよね?思い出してみて~」

確かにね、〇〇クンのお父様、黄色の髪の毛じゃございません。

大人は、事実と同じにしなければならないと思いがち。

先生としては、黄色の髪を描かれるお父さんの心情まで察してしまったのかもしれませんね。

でも、5歳の彼は、画用紙を目の前にして、実際のお父さんの髪の色より、

自由な色を塗りたくなったのです。

それは、無意識に心から出てきたチョイスです。

2.子供が塗る色には意味がある!

人が色を選ぶ時にはちゃんと意味があります。

そこには、黄色を塗りたい心理があります。

パパの髪の毛が黄色だったら楽しい!!

黄色には、自由で、天真爛漫な明るさがあります。

ウイットにとんでいて、独自の創造力もあります。

パパの髪の毛を黄色にしてしまっただけでも、とても楽しくなってしまう。

そんな自由な気持ちだったのでしょう。

それを大人が理解していれば、無理に変えさせる必要もないのです。

そして、常識の枠にとらわれてしまったら、子供が自然に出してくる心の欲求を

読み取るチャンスを見逃してしまいます。

 

3.子供の絵のメッセージ

色の個性を知っていれば、いつもチャンスは転がっています。

黄色のユニークな楽しさ、パパにその面白さ重ねてみた。

パパとおもしろ可笑しく、たまにはハメを外して遊んでほしい。

そんな欲求だったのかもしれません。

このように、色の意味さえ知っていれば、

親は、何もうろたえることなく、

存分にその気持ちをくみ取って行動することができますね。

髪の毛の色が黄色だって、全然違和感も覚えません。

心に余裕が出てきます。

 

 

4.子供の絵から得るヒント

親という立場から掘り下げてみましょう。

いつも、どんな風でに子供に接しているか。

躾をしながらも、楽しく、面白く、子供の気持ちに寄り添っているかどうか。

ちょっと考えさせられるところでもありますね。

お父さんを思い浮かべた時、どんなイメージになってくるのでしょうか。

ダイレクトに黄色を思い浮かべることもあるかもしれません。

けれど、願望として黄色が出てくることもあります。

「こんなお父さんだったらいいな」という気持ちです。

ちょっと怖かったり、いつも忙しそうだったりすると、そんな欲求が顔を出します。

色の意味を知ってみると、お父さん自身が気づかずにいたこともあるのではないでしょうか。

どのように接していくと、どのような気持ちになるのか、

色が教えてくれるのはとても楽しく興味深いものですね。

5.色の個性が出る時

このように色というものは、無意識に自然と表出されます。

大人でも子供でも、その時々、気になる色はありますね。

いま、「なんとなく赤が好き」「緑色が気になる」

という具合に、なぜだかわからないけど、気になる。

これが色彩に反映される心理なんですね。

その色の個性を言語化してみると、

「ああ、そうかもしれない!」「当たってる!」

という言葉が漏れてくることがあります。

決して占いではないのに、ついこんな言葉が出てきます。

なぜかというと、普段、意識をしていないからなんですね。

「そういわれてみたらそうかも!」と腑に落ちるわけです。

例えば、前述の「黄色」、どのような時に出てくるか。

子どもっぽい心で、好奇心旺盛、ワクワクを楽しめる時。

または、そうなりたいという願望が湧き出ている時。

要は、「すでにそのようになっている時」、もしくは、「なりたい時」

なので、自覚があまりないように感じても、実はなりたい願望があるのです。

そして、色を描くということは、内にある感情を排出してスッキリさせるものです。

子供の場合、自然にできているのかもしれません。

大人も、時には、自由に色で遊ぶとストレスなく過ごせるのではないでしょうか。

お父さんの髪の毛を黄色に塗りたい子供の心も、

その意味を色をわかっていたら、

楽しく、心豊かな感情で受け入れることができます。

最後になりますが、黄色は、成長ホルモンを促す色。

子育て真っ最中のご家庭なら、リビングや子供部屋などに

少し取り入れてみてはいかがでしょうか。

コミュニケーションも高まって笑顔が増えていきますよ!!

 

 

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