夏の花|ひまわりの効能

 

夏の花と言えば向日葵。

元気いっぱいになれそうな花の代表ですが、

実は、この向日葵も、本当に様々な効能があります。

是非、活かしてみてくださいね。

 

ヒマワリの花

 

向日葵は、キク科の一年草。 Sun flower。学名「Helianthus」は太陽の花、という意味です。

その原産地は、紀元前の北アメリカと言われています。

日本では、日回りと表記されることもあります。

日輪草、日車、日車草、英名Sunflower、仏名Soleil とも呼ばれているようです。

夏から秋にかけて、大きく咲く黄色い花。大きいものは高さ3メートルにまで成長するようです。

大きな花ではありますが、それを構成しているのは、多数の花びら。

日回りと呼ばれ、太陽のイメージが強いですが、それは、太陽の動きによって、その方向を追いかけるように

花が回ることからついた名のようです。

でも、実は、このような動きは、成長に伴うものであるため、若い生長期だけに見られる現象のようです。

蕾が大きくなり花が開くころには、生長が止まってくるため、その動きも徐々に止まってきます。

ひまわり畑で、朝日の出る東に花が向いていたりするのは、そのような事なのかもしれませんね。

広いひまわり畑。久しぶりに行ってみたいです!!

 

ヒマワリの歴史

 

ヒマワリは、アメリカが原産地のようですが、紀元前のインディアンの重要な食用作物となっていました。

16世紀に、コロンブスがアメリカ大陸を発見した頃、スペイン人の医師が種を持ち帰り、

ヨーロッパに広がることになります。観賞用に栽培、改良され、

また、ロシアでは、食用として栽培されることとなりました。

そして、太陽の花、ヒマワリはギリシャ神話にも登場します。

太陽神、アポローンは、ペルシャ王、オルカモスの妃エウリュノメーの娘、レウコトエに恋をします。

それを知った、アポローンの恋人、水の精クリュティエは、深く苦しみます。

嫉妬の気持ちを抑えられず、レウコトエの父親であるペルシャ王オルカモスに言いつけに行きます。

王として、父として、ことの次第に大変腹を立てたオルカモスは、レウコトエを深い穴に入れ、土で埋めてしまいました。

それを知ったアポローンは、助けようと必死になりましたが、

どんどん衰弱し、神酒ネクタルを注ぐと、彼女の身体は一本の香木になってしまいました。

悲しみに沈んだアポローンは、クリュティエのもとを去っていってしまいます。

アポローンの気持ちを取り戻すどころか、すっかり嫌われてしまったクリュティエは、

何も喉を通らず、やつれはて、何日間も、ただアポローンの行方を捜し空を仰ぎ、

そちらに顔を向けるだけ。ついに彼女の身体は土に吸われ、顔が一輪の花と化しました。

それが、ヒマワリ。

太陽を追いかける日回りの源には、こんな神話があったのですね。

 

ヒマワリの花セラピー

 

アナタは向日葵の花を見て何を感じますか?

大きく丸く開くひまわり。

太陽に向かって、すくすくと伸びるイメージです。

「明るさ」「元気」「自由」

などのキーワードが出てくる花です。

元気いっぱいの夏の情景に思いを馳せる人もいるのではないでしょうか。

その花の形状と、ビタミンカラーでもある黄色の花びらに、

元気いっぱい前向きになれる感覚が得られます。

黄色の色の個性は、楽しく自由が大好き。

太陽のもと、自由に走り回る子供のように。

大人になって日々過ごす中、瞬間、色々手放して心が軽くなる。

そんな感想を聞いたことがあります。

太陽のようなヒマワリに惹かれる時は、

その自由さ、子供の頃のような天真爛漫さが欲しい時かもしれません。

私は、子供の頃、夏休みも残り少ない晩夏にヒマワリを見て、少し切なくなった記憶があります。

ゆく夏に、ヒマワリを重ね、引き留めたい気持ちになったのかもしれません。

ちょっとロマンチストですね。w

夏の暑い最中に、心にビタミン補給です!!

 

ヒマワリの種の効能

ヒマワリは、植物油の原料や、食用、化粧品の原料などに用いられます。

その効能から、アメリカではかなり食されているようです。

アナタは、ヒマワリの種を食べたことがありますか?

ハムスターとか、小動物の餌のイメージが強いですね。

実は、ヒマワリの種は、栄養価が高く、アンチエイジングや、ダイエット効果もあると言われています。

1輪あたり500〜3000個の種が付き、結構たくさん収穫することができます。

ヒマワリの種には、リノール酸、カリウム、葉酸、ビタミンE、鉄分、トリプトファンなどを

多く含み、それぞれ素晴らしい効果を発揮してくれます。

ヒマワリの種は、ナッツ同様脂質が多いのですが、

リノール酸(不飽和脂肪酸)という良質な脂肪酸が含まれています。

これは、血中のコレステロールを抑え、血行を良くする働きがあります。

これは、生活習慣病の予防や、動脈硬化の予防に効果があります。

また、ビタミンEが多く含まれていて、体内の細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があります。

アンチエイジング、美肌効果、冷えの解消、更年期障害の症状改善にも効果があります。

葉酸については、細胞の生まれ変わりを促し、造血作用もあり、免疫力を高めます。

トリプトファンは、脳内神経伝達物質セロトニンにを合成するのに必要のものなので、

うつ病の予防にもなってきます。

本当に日本でも、健康食品として認められてきています。

ヒマワリの花は、本当に人の気持ちを明るくする花ですが、

身心ともに支えてくれる素晴らしい効能があることが分かりました。

夏には、花を飾り、種には健康をサポートしてもらいましょう!!

 

 

 

 

 

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