紫色の性質とは?
紫にどんな印象を持つでしょうか?
高貴な色。精神性の高いスピリチュアルな色。
慈悲深い色。
美意識が高く耽美的。
個性的でこだわりがある独自性。
信念が強い。自信。
どれも正解です。
そして一方で、マニアックで頑固。
思い込みが激しい。
抑圧からの解放願望
葛藤による苛立ち、ジレンマ。
このようなキーワードが出てくる色です。
紫に惹かれる、という時は、少なからず自覚ないままに、
このような心理を持っているといえます。
ただ、すべてのキーワードが当てはまるというわけではありません。
その中の、どれかの心理を生み出す状況があり、知らぬ間に紫を手に取っている。
ということなのです。
紫って、欲求不満の色って言われるのは本当ですか?
と聞かれることがあります。
そうですね。実は、YESです。
ではどのような時に、欲求不満、という心理になるのでしょうか。
紫の性質は、葛藤を表す?
紫は、色の波長で言うと、一番波長が短く、周波数が高い。
色は太陽光を受けて見えるエネルギーなのですが、
エネルギーというからには、強さと弱さがあります。
紫は内向エネルギ-が強い。
そしてそもそも、自己をしっかり持っている紫色の性質。
それが独りよがりに働いてしまうこともありますし、理解されないことも多々あります。
自己自信は強いので、伝えたいことは山ほどあるのですが、
それを上手の伝えるすべを知りませんし、
それをしたい気持ちににもなれません。
そのあたりが、葛藤というジレンマに。
ある意味、これは欲求不満な状態に陥ります。
紫の性質が「欲求不満」と言われる理由
更に、色彩心理学的な性質について言うと、
紫色は、赤と青の中間にある色です。
絵具で、赤と青を混ぜると紫色になりますよね。
赤のイメージはいかがですか??
積極的、リーダーシップ、行動力がある、情熱的、社交的、闘争心、せっかち、衝動的
一方、青は、
律儀、実直、冷静沈着、杓子定規、堅実、几帳面、内向的、自己抑制
などのキーワードを持っています。
もうお分かりですね。
全く違うキーワードを持っています。
赤の性質と青の性質、全く違う性質を持った色の中間にいるわけです。
・ドンドン先に進みたい気持ちがある。けれど、慎重さが邪魔をして決断ができない。
・言いたいことがあるのに、目立つことが嫌で発言できない。
・羽目を外したいのに、殻が破れず抑制してしまう。
このような時は、欲求が満たされない葛藤が起こっているときです。
直接的に、紫色の存在を意識していなかったとしても、
「赤」と「青」という心理の情動から紐解かれていくことがあります。
これが、紫色が欲求不満と言われる正体です。
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