スズランの花 セラピー

 

 

大好きな鈴蘭、本当にかわいい花ですよね。

この花も、今が旬です。

誰もが知ってる可愛い花です。

小さなベルのような花が並ぶ姿は、小さなころの自分を思い出します。

ちょっとセンチメンタル??

小さくてどこにでも飾れるお花ですね。

どこかで見つけたら、お部屋に呼んであげてください。

いい香りにも癒されます。

 

1.スズランの伝説

スズランてユリ科って知ってました??

学術的にはキジカクシ科が正しいようですが、

昔の花の活け手の中ではそう話されていました。

君影草ともいうそうで。

そして、英名は、Lily of the valley

聞いたことないですか?

私は、この響きが大好きです。直訳すれば「谷の百合」ですが。

その歴史は古く、フランスの谷で、

聖レオナール崇教がドラゴンと戦った血から生じたという伝説があります。

恐ろしい毒竜と戦いながら全身傷だらけになった彼の滴り落ちた血は、

その土地を神聖なるものとし神は、そのしるしに、スズランの花を咲かせたといいます。

フランス語では、Muguet といいます。

各国でも、色々な伝説、民話に取り入れられたようです。

ドイツスズランと呼ばれ、ヨーロッパの中北部に広く分布していたせいもあるでしょう。

フランスでは、5月1日に、スズランの日として、スズラン祭りが開催されます。

そして、その日にスズランの花束を贈られると、幸せが訪れるとされていました。

ここには、習慣の元となることがあったようです。

フランスの王シャルル9世が、国民の幸せを願って、

身近な人たちにスズランをプレゼントしたことから始まります。

素敵な王様ですね。国中が幸せになれそう。

そして、フランスの貴族たちは、この良き日に、

スズランとともに、恋の話をし、愛を語り、素敵な1日を過ごしたことでしょう。

 

日本では、江戸時代、「草木図説」などに、君影草として正確な図が残っています。

よく知られるようになったのは、明治の終り頃からで、北海道に多く分布されています。

日本のスズランは、少し小さめで、より一層可憐な感じがしますね。

 

 

2.スズランの効能

スズランは、本当に小さくて可憐な花です。

そのベル型に咲くその姿は、可愛らしくて心癒されます。

先日、表参道にある隠れ家エステサロン、ハーツイーズでは、

小さな器にスズランを活けましたが、

サロンを訪れる皆さまには、「かわいい!!」と大好評のようです。

この週は、メインは芍薬で、満開のときは、ため息が出るような華やかさ。

艶やかな芍薬が、入り口で出迎えてくれます。

すごーい!!と感動しながら施術を受け、

その後、リフレッシュした状態で通されるティールームには、スズランの花が。

ゆっくりとお茶をいただきながら、そのスズランの花のかわいらしさを堪能。

白という色は、高みを目指していくような志を感じる時にも必要な色です。

きちんとリセットをして、次に向かう時に背中を押してくれます。

小さく並んで、鈴のように咲く姿は、優しくソフトに、その気持ちを応援してくれます。

そして、スズランは、花を包み込むような爽やかなグリーンの葉と飾られることが多い、

だから、目に入って来たとたん、心優しく、すっきりした気持ちになるようです。

そして、また最後に、大輪の芍薬を眺めて、女性としての自信をもって、サロンを後にする。

最高ですね!!

 

3.スズランの花 気をつけること

 

そのような可憐なスズランですが、実はちょっと、気を付けなければならないことがあります。

実は、その姿からは想像できない、猛毒があるのです。

食してしまうと、死に至る可能性もあります。

コンバロシド、コンバラトキシン、などの30種にも及ぶ有害物質を含んでいます。

普通ではあまり聞いたことがないものですが、特に花や根、実に多く含まれ、

体内に入ると、頭痛、嘔吐、めまい、血圧低下、さらに、心臓麻痺を引き起こしたりします。

ほとんどの症状としては、1時間以内に発症し、最悪死に至ります。

その致死量は、青酸カリの15倍だそうです。

びっくりしますね。

もちろん切り花の場合、それほど神経質になることはないでしょうが、

コンパラドキシンは水溶性、スズランを活けたお水は飲まないように。

赤ちゃんやペットは気を付けたほうが良いですね。

そして、低いところに咲いているお花です。

ワンちゃんのお散歩など、注意してくださいね。

食さなければ、スズランの花は、最高にセラピー効果を持っています。

眺めて頂くのががよさそうですね。

 

4.スズランの花言葉

 

スズランの花言葉は、

「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」などがあります。

5月の花として、ヨーロッパ、フランスの風習では、スズランの花をプレゼントするといいます。

そして、受け取った人には幸せが訪れる。

その伝説から生まれた花言葉はなかなか優雅ですね。

ヨーロッパでは、聖母マリアの花ともされ、「純潔」という言葉も出てきたようです。

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5.スズランの香り

 

スズランの香り知っていますか?

甘いけれど爽やかです。

グリーンをイメージさせる香りですね。 初夏の透明感を感じさせてくれます。

バラ、ジャスミンと並び、三大フローラルノートと呼ばれます。

香水で有名なのは、クリスチャン・ディオールの、「ディオリッシモ」

私も、若い頃、香水初心者として、購入した記憶があります。

気分よく、テンション上がる香りです。

スズランの香りは、疲労感を緩和してくれる効果もあります。

まさに心身に効くスズランです。

今年は、自分にとってピッタリのスズランの香りを探しに行こうかと思います♪

 

 

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