コミュニケーション 言葉の習慣
無口になりそうな時ほど言葉を使う。
そんなことはありませんか?
言葉の感性なんて、そのつど考えていられませんし、無口になっちゃう感情の時に言葉にするなんて、
とても難しそうなのに、話さなければいけない、と思ってしまう。
結構キツイ状況ですね。
でも、言葉が大切になってくるのは、そんな時だからこそ。
コミュニケーションの在り方、役割について考えてみましょう。
では、言葉そのものにどのくらいの比重があるのでしょうか。
心理学では、バーバルと、ノンバーバル、(言語と非言語)というくくりがありますが、
言葉にならない非言語は、コミュニケーションとしてどのように届いているのでしょうか。
非言語の中に、魅力たっぷり。。。ということもあります。
映画のワンシーンしかり。
優しく頷く。まなざし。
無言で手であいさつ。
振り向くしぐさ、女性ならば上目遣い?
まさに、しぐさや表情は、感情を代弁するものにもなりそうです。
心理学においては、非言語の中に、思いのほか、かなりの感情が出てくると言いますね。
そこには、表情、しぐさ、目線、色々なものが出てくるのですが、
これが侮れないわけです。
例えば、表情が怒っているのに
「大丈夫、怒ってないよ」と言っても、真っ赤な嘘に思われてしまう。
言語よりも、非言語の方が信頼できる、という表れです。
ただ、一つだけ気をつけること。非言語は感知する役割です。
非言語を、非言語のまま返すと、コミュニケーションは止まってしまいます。
お互いが不機嫌な表情で、言葉が少なくなってしまうのでは
なかなかコミュニケーションをとることはできませんね。
そんな時こそ、言葉についいて考えなくてはいけませんね。
言葉がポンポンと出てくるようなときは、、実は言葉とあまり向き合うことはないと思います。
言葉がなかなか出てこない時こそ、言葉と向き合うチャンス。
そんな時に言葉を出せる習慣があるといいですね。
そう言っても、なかなか出てくるものではありません。
では、どうしたらいいのでしょうか。
簡単に言葉にして伝える方法
コミュニケーションは難しく考えないことなんですね。
本当は、簡単なことなのです。
まず、もっとも取り入れたほうがいいこと。
それは、自分の気持ちを、ゆっくりと言葉にすることです。
この時、ネガティブな感情、怒りの感情だったとしたら、実は話す速度はすごく大切です。
早く話し始めると、そのうちの心の中に在った感情が、一気に湧き出てきてしまうので、
言葉を発することによって、ドンドン煽ってしまいます。
他にも、言葉が出にくい状況になることはあるかと思います。
大切なのは、自分の素直な気持ち。
私は、こんな風に感じてこう思ってしまった。こんな風に考えた。
を、一つ一つ、ゆっくり伝えることですね。
嬉しかった、悲しかった、寂しかった、そして、頭にきた、という感情。
言葉は、素直な気持ちを伝えるための手段です。
言葉にしなければ、ちょっとした行き違いから、誤解や勘違いが生じることも少なくありません。
相手の気持ちを想像するにも、やはり想像でしかありません。
もちろん、想像力はとても大切なものですが、
想像が、勝手に一人歩きをしてしまうと、あまりいい結果は出てきません。
ネガティブな言葉、ポジティブな言葉、
それぞれの言葉の役割をしっかりと感じていきましょう。
自分は、自己表現が苦手、と思う人ほど、
素直な気持ちを表現してみる習慣をつけてみるといいでしょう。
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