色は個性
色には性質があるのです。
人には、好きな色、志向によってその色の個性が映し出されます。
まさに色の性格診断
れっきとした色彩心理学データからの導き出したものです。
緑色にはどのような心理が働いているのでしょうか。
緑の調和
緑の人は、場の空気を読み、自然と調和させるのが得意です。
自己主張をすることが少なく、常に周りの雰囲気を優先する傾向にあります。
協調性があるので、嫌われることもありません。
これは、私の持論でもありますが、花によく例えます。
花は、赤、ピンク、オレンジ、黄色、紫、と本当に色々な色があるのですが、
そのほとんどにはそれぞれ緑の葉がついています。
薄いもの、濃いもの、黄味がかったもの、と個性はありますが、
みんな緑色の天然色素を持っています。
どんな花にも調和する緑の葉たち。
多色の花をグリーンが見事に調和させてくれる。
それがまさに緑色の役目
洞察眼が鋭い賢者
協調性もあり、周りの空気を読みながら、実は、ものすごい洞察眼があります。
瞬時に、人の言動、その場の状況から色々なことを読み取ります。
一生懸命にならなくとも、自然にインプットしてしまう能力にたけています。
的確な状況判断をすると、そこからの計算は非常に賢い。
人の心情の動き、行動パターンなどから、巧みに物事を動かしていくことができます。
頭の回転、組み立てが早く、交渉人の、裏のプロフェッショナルにもなり得ます。
穏やかで口数も多いほうではないのですが、ここぞという時にその力を発揮することも
少なくありません。
自然な形で賢さを出していけるので嫌みがありません。
実はプレッシャーを感じている
協調性があり、人付き合いも上手く、人の意見を尊重します。
本質的に、人に迎合することに抵抗がありません。
自己主張して、人に言うことをきかせることにエネルギーを使うのは
疲れてしまうタイプです。
まさに省エネです。無理をしたり、ハラハラするようなことは好まないので、
あくまでも安定志向です。浅い付き合いだと、おとなしいだけの人、
と思われてしまうこともあるかもしれません。
周りの人の意見を尊重して、譲り合うことのほうが性分に合っていますが、
ただ、それが度を超すと、合わせすぎてしまい、ストレスを生むこともあります。
そして、自分が周りをよく観察できる分、自分自身も周りからどう見えているか
とても気になります。
それについてプレッシャーになってしまうのも、緑色の特徴です。
優等生気質な部分もあるので、高評価を得ているかどうか、
賢い人間だと思われているかどうか?社会的な部分も気になるタイプです。
緑の気質 上手な付き合い方
さて、そんな緑色の気質ですが、
そもそも普段の行動は、ゆっくりとしたテンポでマイペースです。
せかされたりするのが苦手なので、そのペースを大事に見守ってあげましょう。
突発的な事に対応させられることを好みません。
しかも、そのために無駄な時間が生じたりすると嫌われてしまいます。
アポイントメントなどは前もって。
慌てさせる行動は、信頼関係を失うもととなります。
合理性を重んじる賢さがあります。
ゆったりしているようでも、回転のスイッチが入ると、素晴らしい能力を発揮します。
自分らしさの能力、その成果、結果に対して評価を得ると、とても満足します。
最後になりますが、
緑の気質は、素直で従順な人が多いです。
感受性も豊か、人の感情の動きや反応にも敏感です。
そういう部分を理解し、癒しを与えられる存在自体のありがたさを
理解してあげるといいでしょう。
信頼関係を結べれば、どんどん深い話をしていける仲になるでしょう。
コメント