人気の青!そのイメージ効果は?

 

今日は、人気の青の話です。

これまでも青の効能について触れてきましたが、もう少し踏み込んでみたいと思います。

その色に対して無意識に影響を受けるのが人の心理です。

実は、色に操られている、、、なんていうこともありそうですね。

単純に青のイメージを言葉にするとどのようなものが出てくるでしょうか。

爽やか・静か・冷静・冷たい・涼しい・広大・大きい・青春・夢などなど。

主観によって色々出てきますね。

このような「青」という色の効能を、どのように理解していけばいいでしょうか。

活用の方法を考えていきましょう!!

 

 

1.青の心理効果

 

青と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持ちますか?

クールとか?海の色、空の色。一概に青といっても、個々に思う青が違うのではないかと思います。

青を思い浮かべてよく言われるのが、気持ちが落ち着く、とか、冷静になる、というところでしょうか。

感覚的にとらえられがちですが、実は根拠があり、視覚から入った「青」がちゃんと脳に働きかけています。

青を見ると、自律神経の調整を行っている視床下部が刺激され、「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。

「セロトニン」は癒しホルモンとも呼ばれ、血圧を下げ、呼吸の回数を減らし、筋肉を弛緩させるように働きます。

正真正銘クールダウンさせる効果があるのです。

作用を書き出してみると

・神経の興奮を鎮め、気分を落ち着かせる

・集中力を高める

・心拍数や血圧を下げ、体温を下げる

・食欲を抑える

・時間を遅く感じさせる

・睡眠を促進

・体感温度を下げる

ということが言えます。

2.青が与える効果

 

青を見ることによって、人は無意識に、心身ともにこのような状況になることがわかりました。

では、あなた自身が、青を与える立場になったらどうでしょう?

青は、海や空、爽やかで澄んだ印象も与ええます。涼し気な雰囲気も醸し出します。

その印象からも、青を身に着けていると、クールで冷静なイメージに見えてきます。

冷静=物事のベストな判断力ができる人、

合わせて、誠実で、真面目。高い知性を印象付けることができます。

就職活動や、仕事のシーンで初対面の人に会う時は、濃紺を身に着けるといいでしょう。

誠実さや爽やかさ、知的さをアピールしたい時には、評価を高め、信頼感を得ることができます。

そして、紺という、濃い青の忘れてはならない側面。

紺といえば制服。

昨今は、学校の個性を活かして様々なカラーの制服もありますが、昔は圧倒的に紺が多かったですね。

なぜ、学生の制服に紺色が多いのか。

実は、規律、ルールを守る

という意味があるからなのですね。

真面目、から派生してきちっとした規律正しさを強調します。

校則を守り学校の風紀を乱さないために、カラーの効能を活かすことは、かなり昔から取り入れられていたことです。

そこを考えてみると、リベラルを謳っている革新的な学校が、紺離れしているのもとても腑に落ちますね。

 

3.青を好きな人の心理

 

鎮静の青。そのイメージは、熱血漢とは程遠く、感情に左右されない冷静さを感じます。

青が好きな人は、理性があり、自制心が強く、勢いに任せて行動するようなことは、とても少ないようです。

多くの人から信頼を得て、責任ある仕事も任されますが、前に出ていくようなことはありません。

あくまでも冷静な分析力でコツコツとこなしていきます。

声を荒げることなどほとんどなく、穏やかで誠実な人ですが、

保守的な傾向もあり、一般常識や人の価値観を気にしすぎて熟考しすぎるため、独善的になってしまう部分があるかもしれません。

紺など濃い青を好むのは、知性的で真面目な人。

教育者や、堅い仕事を好む人に多いのだそう。

女性の場合、自立心が高い人が多く、より責任感が強そうです。

期待も敏感に感じ取り、~しなければならない、の観念が強く働き、ストレスになることも。

その一方で、青は、海の色、澄みきった青空の色、爽やかさの象徴でもあり、清潔感にもあふれています。

青の中でも、マリンブルー、スカイブルーなど、鮮やかで明るい色を好む人は、感覚的な部分も優れていて、感性が豊かです。

表現力も優れていて、青の得意な「理屈」も、上手に言語化できそうです。

 

 

4.青を活かすカラーマーケティング

 

青という色は、実は、世界的に好感度が高い色です。

アンケート調査の結果にしても、各国、好感度の1位か2位には青が入っています。

顧客心理の観点から見ると、青は、信頼性の色。

堅実さの真面目カラーです。

企業概念や、営業方針についてのページなどに入れてみると、グッと信頼感が深まるでしょう。

コーポレートカラーに使用するところも多いですね。

信頼度という意味では、ユニフォームに使用するところも多いですね。

ただ、濃紺など濃い色だと、あまりにもクールに見えすぎて、

コミュニケーションの上で、近寄りがたい印象になってしまうこともあるので、

明るい気分にさせる、ライトな青を選ぶといいでしょう。

また、相手に緊張感を与える職業、歯医者さんであったり、やむをえず痛みを伴う施術などの場合、

時間の経過を短く感じる作用が働くのでお勧めです。

マーケティングという意味で、ランディングページなど、申し込みボタンがあるページには、工夫が必要です。

青は、ボタンの色には向きません。

冷静になってしまい、行動の勢いを消してしまうからです。

勢いがつくのは、俄然 赤です。

でも、実は脇役として欲しい色。赤をより際立たせるために利用します。

その場合は、淡く背景の色として使用しましょう。

コンプリメンタルカラー、反対色に近いので、赤が際立ってきます。

また、ランディングページのように流れがある場合には、

冒頭は、目立つ色、(コンセプトにもよるので、何色と断言はできませんが)

一番信頼してほしい部分、教育的部分に青色を入れて、

決断してほしい部分では、あまり青の面積を広く使わないほうが良いでしょう。

 

 

5.青の要注意!

 

このような青色ですが、気を付けなければいけないのは、商品パッケージなどです。

忘れもしないことが、息子が幼稚園の頃ありました。

ウルトラマンの真っ青なお弁当箱を買ったのです。

これがいいと、本人が選んだのですが、いざ使ってみると。。。

もうおわかりですね!!

何を入れても美味しそうに見えない!

卵焼きも、肉団子も、プチトマトも、お皿の上では綺麗な発色なのに、

周りを青に囲まれてしまうと、まったく鮮度が落ちてしまったかのように見え方が悪い。

そう、青は食欲を減退させてしまいます。ダイエットにはもってこいですが^^

青を食品のパッケージにするのは、一般的に言ってリスクを伴います。

特に生ものには要注意!!淡い色は特に気を付けないと、色味を消してしまいます。

ただ、商品コンセプトがしっかりしていて、その効果を十分に発揮できる場合のみ有効です。

一般的には、青は食品には向かないと言われていますが、

最近ではそのタブーを逆手にとって、目立たせるという商法もあります。

すべては見せ方の戦略ですね。

 

青のデメリットを認識した上で、上手く活用してみましょう!!

 

6.まとめ

青の持つ様々な個性。いかがでしたでしょうか。

好感度№1の青、クールで知的、真面目で実直、爽やかな清潔感、信頼感。

体感温度を下げる清涼感、睡眠を促進。冷静を感じさせる色は、様々な場所で効果を発揮しています。

好感度の高い青、私たちも、存分にその効能を味わい、効果を活かして

毎日をイキイキ過ごしましょう!!

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