黒のイメージ|人に与える本当の影響とは

 

黒を本当に好きかどうか

黒はネガティブがたくさんあるように言われる色ですが、

本当にそうなのでしょうか。

他の記事にも書きましたが、黒の印象はたくさんあります。

・かっこいい

・スタイリッシュ

・威風堂々

・近づきがたい

・暗い

・悪

・不吉

などの印象があるようです。

色には、ポジティブな性質とネガティブな性質があります。

それはこのように言語化されるのですが、

これは、何色であろうが、有彩色であろうが無彩色であろうが同じです。

黒は特に、その言語がきついイメージがあります。

若者は、割と黒を好む人が多いです。

それは、男女ともなく、カッコよさや、強さへの憧れ、

自分の力の誇示のような部分もあります。

黒を身に着けているだけで、堂々といられるような感覚にとらわれるのかもしれません。

一方で、なんとなく黒い服を選びがち、など、無難な選択として捉えている人もいるでしょう。

でも、そのような場合、本当に黒が好きとは限りませんよね。

特に、男性や、色彩に迷いのある人は、黒に頼りたくなる心理が働くようです。

合わせやすさでとりあえず、黒にしておく。

とかありがちですね。

でも、実はこれがとっても危険。

黒が本当に好きであるのか、とりあえずかのなのか、が

大きな分かれ道になるのです。

黒が大好きな人は、そのポジティブもネガティブも知ったうえで

どうぞ使いこなして下さい。

けれど、なんとなく使っている人にとっての黒は、

あまりいい影響をもたらしません。

そしてそれには深い理由があります。

 

黒が与える印象とコミュニケーション

黒と白は、無彩色です。

有彩色に比べると、実は、独自路線の性質を持っています。

有彩色が、内向性、外向性の強弱に分けられながらも、

その色なりのコミュニケーションをとっていくのに対して、

無彩色は、コミュニケーションをとりにくい色の特性を持っています。

有彩色が、いくらアプローチしていったとしても、なかなか受け入れてもらえない。

要はコミュニケーションの一方通行状態になってしまいます。

壁を作る性質を持った色なのです。

着ているもので、人からの印象は大きく変わってきます。

他でも書きましたが、街角に、黒の服で立っているのと、

オレンジ色の服で立っているのでは、

オレンジ色の服の人が、より多く道を聞かれた、という実験があります。

拒絶しているわけでもないのに、壁を作るのが黒色です。

 

黒が与える本当の影響

ここまでは、印象度の話ですが、ここから色の本質的な話です。

色が波長であることは知られていることですが、

そもそも色とは何なのか。

電磁波集合体の一部であり、その特定の波長を、人は色として認知します。

そしてそれは、太陽光エネルギーを得て見えてくるものです。

光のプリズム、空中にある光線の色を見たことはありませんか?

虹もそうですし、夏の散水の中に、虹色を見た経験もあるでしょう。

色の波長の光線は、その波長に合った物体に届き、反射してその色に染まります。

ところが、黒だけは、色の波長がを吸収してしまうのです。

吸収の意味としては、光エネルギーを飲み込んでしまい反射することができない、

カラーのエネルギーをなかったことにしてしまうということです。

あまりにももったいない!!

生命の誕生にも大きく関わってきた太陽のチカラ。

地球に酸素が生まれたのも、空が青くなったのも、太陽光があったからこそ。

光のエネルギーをなかったことにしてしまうなんて、本当に残念なことです。

さりげなく選んでしまっている黒が、エネルギーを遮断しているくらいなら

有彩色を選んだほうがいいとは思いませんか?

まずはソコカラ。

あなたの好きな色は?

持っている性質は?

あなたを活かしきる色は?

決してパーソナルカラーだけではありません。

気になる方は、トップページも是非ご覧ください。

 

 

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