紫の服を選ぶ時
あなたは、紫という色について、どんな印象を受けますか。
いつも紫が好き、もしくは、今,何故か紫が気になる!
という心理を紐解いていきます。
ここでは、紫色の心理、その印象をあなたの感受性で受け止めて頂き、
よりよく活かしていける活用法、幅広くお伝えしていきます。
一般的には、高貴な色とか、妖艶な色、といったところでしょうか。
今日、話していた女性は、ダンスの先生ですが「好きな色は?」の問いに「紫」と答えていました。
理由は、赤と青は極端すぎる、相まった色がいいと。
彼女は、紫のイメージがとてもマッチしている感じでした。
妖艶さ、華やかさ、そしてひたむきな思い。
赤と青の情動を含む紫。
両極にある色を混ぜる・・・とはどのような心理なのでしょうか。
私もたまに紫が気になると気があります。
私の場合、色分析ができるので、自覚症状なのですが(笑)
周りに紫好きの人はいますか??
紫色の服に手が伸びる時、そこにはどのような心理が働くのでしょう。
1 内向エネルギーの印象
色の話をするとき、まずは波長のエネルギーのことに触れますが、
難しいことはさておき、
紫は、内向エネルギーがMAXの色です。
外向エネルギーがMAXである赤色と対極にあります。
これはどういうことかというと、自分の中に向かって、
熟考する力が満ちているということ。
人に向かって、ガンガン表していくものではないですが、
自分というものをしっかり持っていて、
ぶれない強さがあります。
他者には伝わりにくいので人が集まるような場所では、
外向的、社交的には見えません。
決して、周りをシャットダウンしているわけではないのですが、
女性ならば高嶺の花、男性ならば芸術家肌、
のような独特な雰囲気を醸し出します。
2 独自性の奥に潜む心理
自分自身をしっかりと持っている。
これは、独自性を表します。
独自性ってどういうこと?
ハッキリ言って、人のことは気にならない。
全て、自分のものさしで判断できるときです。
たとえ変わり者だと思われたとしても、その独自の感性を貫き通します。
人が何と言おうと、自分にとって耽美的であれば最高なのです。
その自分自身に、絶対的な自信があります。
自分の価値観にこだわりがありますから、大満足しています。
ナルシストですね。
だからこそ、内向にエネルギーが向いているのです。
男性も女性も、ちょっと人と違う、自信家でナルシスト。
3 精神性を追及するタイプ
紫を好む人は、感性が鋭いという傾向にあります。
研ぎ澄まされることにより、スピリチャルという言葉になっていくのですが、
そこまでいかなくとも、感覚的なものに惹かれます。
直観的に物事を捉えたり、神秘的なものに惹かれます。
現実的というよりは、その精神世界を大切にする傾向があります。
芸術家的な感覚、想像と創造の世界観を愉しみます。
特に、女性はミステリアスな印象を醸し出すことも。
4 心身の癒し
心身といえど、紫の場合は、心、精神の癒しに大きく関わってきます。
元々、精神性のある色で、心と身体のバランスを整える効果があり、気分を落ち着かせたりする安眠効果もあります。
更には、外的作用から、紫色を欲することも珍しくありません。
何か少し傷ついたりしたことがあった時、急に臆病になって一人でいたくなる。
そのような時も、紫に惹かれることがあります。
人とあまり触れることなく、自分だけの世界に浸ることにより癒されていきます。
ただ、ここで冒頭の、赤と青の部分。
ある意味、ぶつかり合うエネルギーを持ち合わせているわけですから、
あまりに熟考しすぎて、疲れてくることがあります。
そのような時は、少し違う色に惹かれていくのかもしれませんね。
5 紫が好きな人とのつきあいかた
ここまで読んでいただくと、だいたい紫を欲する人の特性がわかってきたと思います。
社交的ではありませんが、人と関わることに何の問題も感じていません。
独自性を認めてあげればいいのです。
独特の感性、嗜好品、については尊重し、特別感を。
感覚的な人なので、理詰めでものをいうのは止めましょう。
理屈を聴くのは結構つらいこととなります。
グイグイと立ち入ることなく、いい感じの距離感で理解を深めると、信頼関係を築くことがきます。
6 紫のコーディネート上手な取り入れ方
最後に、紫のファッションを、その印象とともに効果的な使い方について
どう魅せたいか?どう思われたいか?
を基にお伝えしたいと思います。
紫のカラーについては前述のとおりですが、
紫のコーディネートを上手に着こなせたら、
オシャレ上級者間違いありません!!
1と2は、青みがかった紫
3と4は、赤みがかった紫
1と3は、深みがあって重い
2と4は、薄くて軽い
同じ紫でもイメージが変わってきます。
青みがかった紫は、すみれ色、あやめ色、わかむらさき色、しおん色、など
赤みがかった紫は、ほんむらさき、アメジスト、京紫、古代むらさき、など
コーデで取り入れる時、トップスに持ってくる場合は
顔映りも考えるといいでしょう。
ここでは、パーソナルカラーとは異なる視点でまとめます。
アドバンテージで考えてみると
1、ハッキリとした顔立ち、髪色が黒くショートヘア、
個性的な派手なファッションが好き
2、ふわっとした髪型で、ナチュラルメイクが似合う、可愛い服 が好き
3、明るめの色味が浮いてしまって苦手、大人っぽいものが好み
4、明るめの色が似合う、髪色茶系、パンツスタイルが好きで快活
気持ちもアップして着こなし上手になるヒントです。
洋服の場合も、明度、彩度がありますので上手に取り入れましょう。
★流行りの薄いラベンダー系、グレープ系を着る場合には、
髪色も少し軽く、明るい雰囲気にするといいでしょう。
年齢を重ねると、紫系のくすみ色は、老けた印象にもなりやすいので
その場合はスカート、パンツ、で取り入れましょう。
薄めのカラーは、トーンを合わせたグラデーションで、
ピンクや、ベージュ、グレーなどと
または、チェックスカート、チェックシャツとコーデするのもいいでしょう。
いずれも柔らかい雰囲気にまとまります。
ただ、ここで気を付けたいのは、ぼやっとしすぎないようにすることです。
存在感のない、頼りない感じに見えてしまうので、
バッグや小物に、引き締める、ネイビーや、黒、鮮やかな濃い紫などを入れましょう。
同系色で、パープルニットにラベンダーバッグでもOK!!
お洒落感が出てきます。
★彩度が高い紫については、モノトーンと合わせるのがおススメです。
白は明るくセンスの良さを、黒はシックでパンチのある感じ。
アクセサリ―、ピアスなども同系色でまとめるとオシャレです。
青紫系は,スッキリ個性的な印象に。
赤紫は妖艶な女性らしい印象に。
素材にもよりますが、紫ニットやセーターは、
少しラフなシルエットのほうがお洒落感が増しそうです。
更に、紫の服に合うメイクは、少し濃いめに個性的にはっきりと。
シャドーもパープル系のグラデーションで楽しみましょう。
最後に、紫のと相性、紫×黄色のコーディネートがあります。
いわゆるコンプリメンタルカラーですが、カラーとしてはいい組み合わせです。
人一倍個性を前面に出したい人にはおススメです!
イメージ湧いてきましたか?
紫のコーディネート、ぜひ研究して楽しんでみてくださいね!!
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