花には、形、色、風合い、香りがあり、様々な観点から、心理効果を与えてくれます。
春の花、スイトピーも人気の花です。
この花を眺めた時、人はどのような気分になり、
花からどのようなギフトをもらえるのでしょうか。
スイートピーが好きな人
スイートピー。切り花としては春に出回る、マメ科の花です。
原産国はイタリア。sweet pea
色合いとしては、白、ピンク、ラベンダーカラー、のような薄い色から、濃い紫、
色を吸わせたオレンジ、黄色もあります。
花びらはフリルのような可愛らしさと軽やかさ。
細い茎にライン上についている一つ一つの花が柔らかい表情を醸し出しています。
1本で見ると可憐で、
複数束ねると結構なボリュウーム感が出てきます。
それでも軽やかな雰囲気は、花弁の質感によるものかもしれません。
女性にとって、少女のような心を思い出させてくれるような花です。
スイートピーが好きな人は、穏やかで心優しいイ柔らかなメージです。
その中でも、やはり人気なのは、ピンク系、薄紫系のようですね。
色の情報というのは、やはり心理に大きく影響を与えるようです。
優しい色合いに触れていると、ホっとするような気持ちになります。
スイートピーが好きな人は、そんな印象を与えられる人でしょう。
スイートピーのセラピー
スイートピーのセラピー性は、優しい気持ちにさせること。
甘い香りと、視覚から入る柔らかな質感、優しい色合い、
その姿、色があいまって、リラックスさせてくれる癒し効果があります。
特にピンク色のその優しさは、非常に女性性の部分に働きかけます。
女性らしく人に優しい気持ちで接することに喜びを感じることができます。
その反面、このピンクの甘さを受けいれられない時もあります。
自立して、次から次へと自分の力で頑張っているような時は、意中にはない花かもしれませんし、
敢えて、見ない花かもしれません。
ピンク嫌いのアルアルですね。
人に助けを求めたくなったり、一人じゃ頑張れない！！と思うようになってきたら
そんな時こそ、ピンクのスイートピーはおススメです。
「そんなに頑張りすぎなくていいんだよ」
「一休みしていいんだよ」と語りかけてくれるでしょう。
一方、薄紫の「グレース」「ラベンダー」などは、
人間関係などで疲れた心を和ませてくれます。
静かな時間とともに、慈愛の心を湧き起こしてくれるでしょう。
また、ベルベットのような風合いの濃い紫、「紫式部」「ネイビーブルー」などは、
エレガントで洗練された大人っぽさを感じます。
自分自身の内面とじっくり向き合い、ステージを上げる時などに眺めるといいでしょう。
スイートピーの香りと効能
香りの花スイトピー。
現在、出回っている切り花は、原種の園芸品種ですが、
原種のスイートピーは、ヒヤシンス、スミレの香りにジャスミンにもみられる
濃厚な匂いを伴う強い芳香があります。
現在の品種にも受け継がれています。
大きくは、3つのタイプに分類されています。
★バラ、ヒヤシンスの香りに柑橘系やブドウに似たフルーティな特徴を持ち、
主に原種系のスイートピーに見られる強めの香り。全体の２％
★バラ、ブドウに似た甘くフルーティな香り。
現在の流通品種の中でもより原種に近い品種に見られる香り。全体の16%
★バラ、柑橘系、フレッシュグリーンの爽やかな香り。
微香であり、品種改良によって香りを持たなくなった近年の品種に多い。全体の82%
私たちが目にしている多くは、微香のグリーン系なわけですが、
それでも、スイートピーはとても良い香りの花ですよね。
さて、その成分と効能についてですが、
スイートピーの香りの中に1番多く含まれているのが「リナロール」
フローラル系の香りで、アロマテラピーでは、リラックスの代名詞。
血圧を下げ、鎮静効果があり、抗不安作用が働きます。
更に「フェニルアセトアルデヒド」はヒヤシンスの香り。
「グリーンノート」と呼ばれる爽やかな香りも加わって、嗅覚に好感度の高い刺激を与えてくれます。
スイートピーの活かし方
スイートピーは、12月から3月に出回ります。
その時期に、たくさん飾って楽しみましょう。
リラックスしたい寝室などに数本飾るだけでも癒しの空間になります。
おススメは、やはり、パステル系の薄いピンク、ラベンダーカラーです。
優しい気持ちになって、安眠を促す、自然のルームフレグランスの役割をしてくれるでしょう。
また、フリルのような質感、香りの効能もあり、ブライダルブーケ―にも向いています。
スイートピーの香りは、他の花と組み合わせても、その香りは上手く調和して、
より一層、花々のみずみずしさを際だたせます。
幸せの香りに包まれた、最高の花嫁さんを演出してくれるでしょう！
スイートピーの花。
ぜひ楽しんで、生活の中に取り入れてみてくださいね！
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