コミュケーションはスキルで磨ける?
コミュケーションは互いの心を表現し、理解し分かち合うためのキャッチボール。
さて、コミュニケーションは得意ですか?
苦手意識がなかったとしても、大半の人は、難しいといいます。
今、こうして、ネットでなんでも調べられますから、コツを探そうとする人も多いのではないでしょうか。
コミュニケーションはコツをつかむとうまくなるものなのでしょうか。
言葉のキャッチボールの真意とは?
まず、大前提としなければならないことがあります。
それは、言葉は、コミュニケーションのツールでしかないということです。
もちろん、そのツールの使い方のスキルがあると、コミュニケーションの力は上がるかもしれませんが、
実は、思考と感情が伴わないとそのスキルは磨くことができません。
手っ取り早く言うと、その思考の型の違いで、
コミュニケーションはドンドンすれ違っていってしまうのです。
ではどうすればいいのでしょうか。
理論型パターンのコミュニケーション
よく最近では、男性脳と女性脳の話になることも多いですが、
圧倒的に男性は理論型が多いと思われます。
コミュニケーションのやり取りの中でも、
随所にその思考型の会話が繰り広げられていることと思います。
理論派の場合は、とにかく直結思考です。
頭の中で組み立てをして、要らない情報はスルーするようにできています。
無駄なことが嫌いなので、コミュニケーションにおいても、結論に向かって急ぎます。
結論を導きだすために、最短で効率的な思考回路を作り、それを伝達してきます。
理論型同士だと、それは非常に効率的で、結論に向かうために、より迅速な手段として
コミュニケートしていけるものだと思います。
「つまり・・・」という言葉が連発されます。
ただ、思考のパターンが全然違うと、それは無機質なコミュニケーションとなり、
頭で理解しようとしても、感情が伴わず意思の疎通ではなくなってくるということです。
情緒型パターン
こちらは、圧倒的に女性のほうが多くみられるパターンですね。
結論を導くまでに、紆余曲折ある感情を、一つ一つクリアにしていく必要性がある。
これは理屈ではなく、その作業によって気持ちよく事態を受け入れられる、
ということなんですね。
そこに、感情を理解されない、逆なでされるような言葉や態度、、が入ってくると、
コミュニケーションは途端に崩れてきてしまいます。
情緒型にとっては、コミュニケーションに大切なのは、
心中察する、心を読み取って欲しい、という思考パターンが働くのです。
情緒型の大切なのは、その共有部分がある、ということです。
その部分をしっかりと落とし込むことによって、次の思考に整理していくのです。
真逆の理解度を知る!!
理論型は、頭の回転が速い人が多いです。
多少、説明が足りなかったとしても、次から次へと理論を繰り広げて、辻褄を合せていきます。
情緒型からすると、頭がいい!!自分にはないものだ、、と少々臆してしまう感もあります。
理論型もそのあたりは自負している部分もあります。
が、しかし、情緒型の人には、理論型がかなわない部分もあるのです。
なぜならば、理論型は、感覚で感知することが苦手です。
言葉の裏側にある感情、それに伴う現象を瞬時に感じ取ることが苦手です。
なので、それを、言葉に出していくこと、整理することによって理解となっていきます。
その時に、その感情の部分が理解できないと、途端に思考回路が崩れてきてしまうのです。
自分の中にある理論で説明できないものは、途端によくわからないモノと化してしまいます。
実は、理論型は、そのあたりが理解できないことにちょっとしたモヤっと感があります。
言葉にしきれないものを理解するのは容易なことではないかもしれません。
しかし、違いを知って尊重し合うことがとても重要です。
真逆とも言える情報処理のパターンです。
これが組み合わされば最強のパートナーにもなりうるということです。
タッグを組んでビジネスをするのもいいですね。
より深く、物事を共有できるようになることでしょう。
何事も、違いを知って、幅を持たしていくことはとても有益なことです。
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